原尾島岡星寮太陽みたいに恐れ多く とても
光り輝く オクトパス女神兼女教皇様の
ITパスポートのお部屋
(問52)



問52
 ITガバナンスについて説明したものはどれか。

ア ITサービスの管理、運用規則に、関するベストプラクティス(優れた事例)を、包括的にまとめたフレームワーク

イ 企業が競争優位性を構築するために・IT戦略の策定・実行をガイドしあるべき方向へ、導く組織能力

ウ 企業が情報システムやITサービスなどを調達する際発注先となるITベンダに、具体的なシステム提案を要求した仕様書

エ サービスを提供するプロバイダが品質を保証するため提供するサービスの水準を、明確に定義した合意書

問52の解答の確認をします。
問52の解答はイ 企業が競争優位性を構築するために・IT戦略の策定・実行をガイドしあるべき方向へ、導く組織能力

問52の解説
ア ITサービスの管理、運用規則に、関するベストプラクティス(優れた事例)を、包括的にまとめたフレームワークとはいったい何かというと、ITサービスを一番よい状態にするための管理運用規則の中でよい物を集めて一つにまとめた枠組みのことを言います。

ITサービスとはいったい何かというと、コンピュータシステムを使って、難しいことを簡単にできるようにするための手助けのことをいいます。
私たちの生活の中には、頭で考えるだけでは難しくてできないことがたくさんあるのです。
それは、会社の給料計算、銀行にお金を預けたり引き出したりすること、インターネットの情報を検索することなどたくさんあるのです。
コンピューターシステムは,こういった人の頭だけでは難しいことをできるようにするために使われています。
ITサービスとは、このようなコンピュータシステムを間違えのないように動かしたり、コンピュータやそれぞれの機械が壊れないようにするための手助けをすることになるわけなのです。

管理とはいったい何かというと、そのものがいつも一番よい状態になるようにすることをいいます。
たとえば、健康管理というと、自分の体がいつも一番元気な状態にしておくために、規則正しい生活をしたり、食事に気をつけたりしますね。
建物の管理はというと、その建物が一番よい状態になるように、毎日掃除をしたり、壊れているところや弱っているところがないかを点検したりしますね。
では、ITでの管理とはいったいどんなことをいうのでしょうか。
つまり、パソコンやその他の機械、システムがいつも一番よい状態にしておくことなのです。

IT関係の管理には、運用がつきものです。
どうしてかというと、IT関係を一番よい状態にしておくためには、運用の仕事が必要だからです。
具体的には次のような作業があります。
1 システムの動きにおかしいところはないかどうか見張りをする。
2 システムの中にあるソフトを一番新しいものにする。
3 古くなったり調子が悪くなったり壊れたりした機械を、修理したり交換したりする。
4 システムに異常が出て動かなくなったときのためのデータのコピー(バックアップ)をとっておく。

運用とはいったい何かというと、システムなどが毎日正常に動き続けるようにすることをいいます。どんなことをするのかというと、
1 システムの動きにおかしいところはないかどうか見張りをする。
2 システムの中にあるソフトを一番新しいものにする。
3 古くなったり調子が悪くなったり壊れたりした機械を、修理したり交換したりする。
4 システムに異常が出て動かなくなったときのためのデータのコピー(バックアップ)をとっておく。
5 異常が起きてシステムが動かなくなったときの復旧作業。
などがあります。
規則とはいったい何かというと、仕事や団体行動などをスムーズに行うために、1人1人が守らなければならない決まりのことをいいます。
たとえば、岡星寮での作業のとき、10時から始めますと言われているのにその時間に利用者が集まらなかったら、その日の作業は遅れてしまいますね。
また、学校では、みんな制服を着ているのに1人だけ着物では見た目のバランスがよくありません。
では、IT関係での規則とはどのように考えたらよいのでしょうか。
よくあるものとしては、
1 パスワードは半年に1回は必ず変更する。
2 会社のパソコンに新しいソフトをインストールするときには、情報システムの担当に届けを提出する。
3 USBメモリを新しく買ったら、使う前に情報システム担当に届けを出して、登録してもらってから使う。
5 異常が起きてシステムが動かなくなったときの復旧作業。
などがあります。

事例とはいったいなにかというと、あることについての具体的な内容のことをいいます。
この言葉はどのような使い方をするかというと、
1 パソコンのトラブルの事例を報告する。
2 具体的な事例を挙げてください。
などがあります。
1番の場合は、「パソコンの電源が入らなくなった」とか、「インターネットができない」、または、「メールの送受信ができない」などがあります。
2番は、主に会社などの会議で使われることが多いです。新しい仕事を始めようとするときに、その内容をわかりやすく伝えるために、同じような仕事の具体的な内容を教えてほしいというときに使います。

包括的とはいったいなにかというと、いろんなことを1つにまとめている様子のことをいいます。
たとえば、「岡星寮の作業について包括的に考える」というふうに使うときは、はし作業のやり方のことも、はこ作業のメンバーのことも、作業の時間のことも一緒に考えます。
つまり、作業というものに関係あるものはすべて一緒にして考えるときに、この、包括的という言葉を使います。

フレームワークとはいったい何かというと、システムをつくるときに使う枠組みのことをいいます。
システムをつくるときに、どのシステムでも使うものは1つにまとめてあると便利ですね。
もしまとめていなかったら、いちいちシステムをつくるたびに同じものを集めてきたりつくったりしなければならないので、時間もお金もかかってしまいます。
そうならないようにするために、よく使うものを1つにまとめたものをフレームワークといいます。
たとえば、岡星寮での作業のときに、はこ作業をする人とはし作業をする人の2つの班にわかれているとしましょう。
この班はいつも同じです。
はこの班を1班、はしの班を2班と決めています。
1班には、岡さん、喜多村さん、小野田さん、佐藤さん、2班には竹内さん、坂本さん、田中さん、中野さんがいるとします。
このときに、はこ作業のたびに4人の名前をいちいち呼ぶよりは、1班の人集まって下さいといった方が、早いし間違えることもありません。
この、1班、2班のことをフレームワークといいます。

イ 企業が競争優位性を構築するためにIT戦略の策定実行をガイドしあるべき方向に導く組織能力とはいったい何かというと、ITガバナンスのことをいいます。

ITガバナンスとはいったい何かというと、ITの知識や技術を取り入れて、一番よい方法で仕事ができるようにするためにはどうしたらよいのかを考えることをいいます。
 会社や役所、県庁などは、仕事をよりよくできるようにするためにその仕事にあったシステムを使うことがよくあります。
システムとはではいかなくても、パソコンのソフトの使い方を工夫して仕事をすることもあります。
 しかし、システムはすぐにできるものではありませんし、パソコンもすぐに用意できるわけではありません。
どれだけお金がかかるかもわかりません。
また、それの使い方もすぐに覚えられるわけではありませんし、それを使える人を雇わなければならないかもしれません。
そのためには、どうしてそれが必要なのか、他に方法はないのか、どうしたら安くすませることができるのか、システムを使って何か問題は起こらないかなどをきちんと考えなければなりません。
 このように、ITの知識や技術を、一番よい方法で仕事に取り入れていく方法を考えることがITガバナンスなのです。

企業とはいったい何かというと、お金儲けを目的にきちんと計画を立てて活動をする団体のことをいいます。
また、このような企業は、お金儲けを目的にしていることがよくわかるように、営利企業という言い方をすることがあります。
企業には、国や地方公共団体がもっている公企業(こうきぎょう)、そうでない企業を私企業(しきぎょう)といいます。
普通は企業といえば私企業のことをいいます。

競争優位性とはいったい何かというと、競争をしながら、いつも一番優れているところがどこかを比べていくことをいいます。
わかりやすくするために、競争と優位性を別々に見てみましょう。
まず、競争とはいったい何かというと、お互いに同じ目的に向かって勝敗をきそいあうことをいいます。
ですから、運動会はまさに競争のかたまりです。
また、会社はいつもお金儲けの競争をしています。
競争に負けた会社はなくなってしまいます。
次に、優位性とはいったい何かというと、比べてみてどこが優れているかを見ることをいいます。
たとえば、岡星寮の箱折り作業で、喜多村さんと小野田さんと岡さんの作業を比べてみると、小野田さんが一番たくさん箱を折ることができるとしましょう。
このとき、箱折り作業をする人たちを比べてみると小野田さんが一番優れていることになり、こういうふうに考えることが優位性です。
構築とはいったい何かというと、何かを組み立てて形にすることをいいます。
大きな橋を構築する、鉄橋を構築するなどのように使います。
また、目に見えないものを組み立てるときにもこの構築を使うことがあります。
システムを構築する、ネットワークを構築するという使い方です。
ITとはいったい何かというと、コンピュータやデータ通信、インターネットなどの技術をひとまとめにしたもののことをいいます。
 ITは、Information Technology の略で、日本語に訳すと情報技術という意味になります。
また、情報通信技術という言い方をする場合もあるようです。
このITという言葉にははっきりとした説明はないようで、「私たち1人1人がどれくらいパソコンを使いこなすことができるか」といったとても身近なことから、「インターネットを使った情報の提供」といったスケールの大きなことまで、とても広い意味をもっています。
戦略とはいったい何かというと、何かを進めるために、将来のことを考えて立てる計画のことをいいます。
エアコンを売る会社が、
「今年の夏は去年より暑くなるようなので、エアコンを普通のときより1万台多くつくろう。そして、電気代がかかりませんということをアピールして売りだそう」
といった計画を立てるのも戦略の1つで、これを経営戦略ということがあります。
また、ソフトウェアをつくる会社が、
「この前の大震災の関係で、今は節電が大切になってきているので、工場でどれだけ電気を使ったかなどがわかるソフトウェアをつくって売りだそう」
といった計画を立てるのも戦略の1つで、これをIT戦略ということがあります。
策定とはいったい何かというと、何かを決めるときに、ただ「やりましょう!」と決めてしまうのではなく、始めから計画を立ててから決めることをいいます。
なので、「明日は朝7時には起きよう!」と決めることは策定ではありません。
どうしてかというと、特に計画を立てたわけではないからです。
この策定という言葉は、普段の生活の中ではほとんど使うことがありません。
策定は、こういう使い方をします。
1 予算案を策定する。
2 災害に備えたシステム復旧計画を策定する。

実行とはいったい何かというと、頭の中に思っているだけではなく、そのことを本当にすることを言います。
もし、トイレに行きたくなったとしましょう。
頭の中でトイレに行きたいと思っているだけでは、まだ実行したことにはなりません。
本当にトイレに行くことが実行なのです。

ガイドとはいったい何かというと、案内することをいいます。
バスガイドさんは、いつも一番前を歩いて、みんながその後についていきます。
だから、知らないところに旅行に行っても、迷子になることはありません。
また、ガイドヘルパーさんと外出すると、見えなくても安心して歩くことができます。
これは、ガイドヘルパーさんが、段差などをていねいに教えてくれるからです。
また、ガイドはインターネットなど、目に見えない情報の世界でも使うことがあります。
たくさんの情報の中から、自分が必要な情報にたどりつくためには、どうやって検索したらいいか、どのサイトを見たらよいかがわからなくて困ることがあります。
そういうときは、それぞれの専門家の人達が、情報を見つけやすいように、その情報のサイトを集めてリンク集をつくったりして、正しい情報へと案内してくれるのです。

あるべきとはいったい何かというと、そうなっていることが当たり前であるというときに使う言葉のことをいいます。
もし、システム管理者の人がシステムが動いていないのに何もせずにほったらかしにしていたとしたら、上司にこう言われるでしょう。
「あなたの態度は、システム管理者としてあるべき姿ではない」
どうしてかというと、システム管理者は、システムが動いていないときには正常に動くようにしなければならないのが当たり前なのに、何もせずにほったらかしにしていたからです。
対応するのが当たり前なのに当たり前でないことをしたので、「あるべき姿ではない」と上司に言われたのです。

方向とはいったい何かというと、物がむいたり進んだりするところのことをいいます。
もし、右に歩かないといけないのに左に歩いている人がいたら、
「そっちの方向は反対ですよ。」
というふうに使います。
パソコンにある矢印キーのことを「方向キー」という言い方をすることがあります。
これは、上矢印キーを押すとカーソルが「上」という方向に動き、下矢印キーを押すとカーソルは「下」という方向に動くからです。

導くとはいったい何かというと、正しいところへ案内することや、正しいことを教えることをいいます。
視覚障害者の人を手引きすることも、この「導く」に入ります。
また、パソコンの正しい操作方法ができるようになるまで教えることも、この「導く」に入ります。
どうしてかいうと、教えることは、その人が正しい知識を身につけるための案内をすることになるからです。

能力とはいったい何かというと、何かができるための力のことをいいます。
この力には、体を動かすための体力や、頭で考える力もあります。
計算が得意な人は、頭で数字を扱う力がたくさんあるわけです。
また、重たいものを動かすのが得意な人には、体力がたくさんあるわけです。
システム運用管理が得意な人には、システムの仕組みやトラブル対応について、状況を想像したり、可能性のあるトラブルについて予想したりする力がたくさんあるわけです。

ウ 企業が情報システムやITサービスなどを調達する際発注先となるITベンダに、具体的なシステム提案を要求した仕様書とはいったい何かというと、発注者が企業に具体的なシステム提案を要求して作らせた書類のことをいいます。

情報システムとはいったい何かというと、情報を正しく保存したり管理したり、送ったり受け取ったりする仕組みのことをいいます。
情報システムには、コンピュータとネットワーク、およびそれを動かすためのソフトウェア、コンピュータにつながっているプリンタなどの機械や運用体制までを含みます。
サービスとはいったい何かというと、人が喜んだり助かったりするよいことをすることをいいます。
家族を連れてどこかへ出かけることもサービスです。
お店でお客様が気持ちよく過ごせるようにおもてなしをすることもサービスです。
また、お店で商品の値引きをすることもサービスになります。
情報処理の世界でもサービスはあります。
システムをつくった業者が、毎月機械の点検をすることもサービスになります。
どうしてかというと、システムを使うお客様が助かるからです。
自分でたくさんの機械をもれなく点検することは難しいからです。

調達とはいったい何かというと、何かをするために必要なものを用意して整えることをいいます。
例えば、カレーをつくろうとするときには、にんじん、タマネギ、ジャガイモ、肉、カレーのルー、鍋、包丁、まな板、おたまじゃくし、油、ご飯、お皿などなど、いろいろなものが必要になります。
野菜やお肉はお店で買ってくるでしょう。
お鍋や包丁は台所の決まった場所に置いてあるのでそれを出してきたらよいでしょう。
このように、いろいろな方法で必要なものを用意して整えることが調達なのです。
情報システムでの調達は、システム開発をするための場所を借りたり、パソコンやプリンタを業者から持ってきたりすることが調達です。

発注とはいったい何かというと、客が店に商品を注文することをいいます。
お弁当を30食分発注する。
点字用紙を1000枚発注する。
などのように使います。
また、システムの開発をお願いするときにも、この「発注」という言葉を使います。

ベンダとはいったい何かというと、物を売る会社のことをいいます。
このベンダという言葉は、主に情報処理の世界で使います。
ベンダには、パソコンやプリンタなどの物を売る会社や、システムをつくって売る会社があります。

具体的とはいったい何かというと、その物やことの中にあるものを1つずつわかりやすく表したもののことをいいます。
例えば、「パソコンの周辺機器」を具体的に言ってみると、プリンタ、スキャナ、外付けハードディスク、外付けCDドライブなどがあります。

システムとはいったい何かというと、1つの目的を果たすためにつくられた機能のことをいいます。
このシステムというものはとても大きくて複雑なので、たくさんの機能が集まってできています。
例えば、「岡星寮箸作業システム」というシステムがあるとしましょう。
このシステムは、材料を持ってくる「業者さん」という機能と、材料を作業ができるように用意する「職員」という機能、実際に箸を袋に入れる作業をする「利用者」という機能からできているわけなのです。

IT用語としては、システムという言葉は非常に多くの場面で用いられる。具体的には、コンピュータシステム、情報システム、ネットワークシステムなどのように、コンピュータに関わるハードウェア、ソフトウェア、周辺機器などの一定範囲を示す場合が多い。また、オペレーティングシステム(OS)のように、情報システム全体から見ると、その構成要素となる部分がそのレベルでさらに「システム」と呼ばれていることがある。
システムはどのようなものでも、そのレベルでの要素の組み合わせと、異なるレベルの階層の積み重ね、そしてそれらが総体として実現している機能、という特徴を持っている。従って、その組み合わせのどの範囲を切り取っているのか、全体の中のどの階層に注目しているのか、そしてどの機能的特徴に注目しているのか、などによってさまざまなシステム名称を持つことになる。
一般的に、コンピュータと呼ばれるシステムは、データの入力、内部での計算、事務処理やその他業務に必要となる各種の処理の実行、および、必要な出力、という一連の動作を行うシステムを指す。なお、これと同様の動作をするものを指して情報システムと呼ぶ場合もある。コンピュータと情報システムとの間に明確な区別があるわけではないが、「情報システム」はその実現方法よりも、果たす機能に注目している語であり、ハードウェアやソフトウエアーからできているわけなのです。

提案とはいったい何かというと、考えたことを言葉や文章のように、他の人がわかるような形にして、その考えを伝えたい人に渡すことをいいます。
ただ、頭の中にあることを言葉で説明して終わっただけでは、提案をしたことになりません。
言葉で伝えるなら録音したデータでもよいでしょう。
文章なら、パソコンのデータや紙にしたらよいでしょう。
このように、考えをまとめて形にして、相手に渡すところまでが提案なのです。

要求とはいったい何かというと、何か相手にしてほしいことがあるときに、これをしてほしいと相手に強く求めることをいいます。
この相手は、先生やお店の人のような個人だったり、学校や会社のような組織だったりすることがあるわけなのです。

仕様書とはいったい何かというと、仕事を頼んだり物を注文したりするときに、それがどんなことなのか、どういう物を買いたいのかを具体的に書いた文章のことをいいます。
仕事を頼む場合は、何を、いつまでに、どこでしたらよいか、何を提出したらよいかなど、仕事を頼む人は、自分がしてもらいたい仕事をわかりやすく書きます。
物を注文するときは、それをいくつ買うのか、いつまでに持ってきてほしいのか、色は何色か、大きさや形は何を参考にしたらよいかなど、自分がほしいものを間違えなく持ってきてもらえるように、その物についてわかりやすく書きます。
ですので、仕様書がいいかげんだったり、間違えていたりすると、頼んだとおりの仕事ができなかったり、ほしい物を持ってきてもらえなかったりします。

エ サービスを提供するプロバイダが品質を保証するため提供するサービスの水準を、明確に定義した合意書とはいったい何かというと、業者の人がお客様に気持ちよく使ってもらうために必要でなおかつできることが、どれくらいまでできていたらトラブルがなく使えるかをわかりやすく書いてあり、お客様がわかりましたと書いた書類のことをいいます。

サービスとはいったい何かというと、人が喜んだり助かったりするよいことをすることをいいます。
家族を連れてどこかへ出かけることもサービスです。
お店でお客様が気持ちよく過ごせるようにおもてなしをすることもサービスです。
また、お店で商品の値引きをすることもサービスになります。
情報処理の世界でもサービスはあります。
システムをつくった業者が、毎月機械の点検をすることもサービスになります。
どうしてかというと、システムを使うお客様が助かるからです。
自分でたくさんの機械をもれなく点検することは難しいからです。

提供とはいったい何かというと、お金や物を、相手に役立ててもらうために相手にあげることをいいます。
また、パソコンの技術のように、何か自分がもっている技術を使って相手を助けることも、提供に入ります。

プロバイダーとはいったい何かというと、インターネットに接続するための業者のことをいいます。
このプロバイダーと契約をしなければ、パソコンをインターネットに接続して、ホームページを見たり、メールを送受信したりすることはできません。

品質とはいったい何かというと、物やサービスがどれくらいちゃんとしたものかを説明するときに使う言葉のことをいいます。
もし、点字用紙があまりにも薄く、点字を打ってもすぐ消えてしまう場合は、「この点字用紙は品質が悪い」というように使います。
また、システムがほとんどエラーがなく動作する場合は、「このシステムは大変品質がよい」というように使います。

保証とはいったい何かというと、何かについて、それが正確なものであることを認めて、それを認めたことについて責任を負うことをいいます。
ですので、もし、それが正確でなかったときは、そのことを謝ったり、お金を払ったりしなければいけません。
「保証」という言葉は、例えば、
このソフトは正確に動作することを保証する。
このケーキは5月1日までに食べれば安全であることを保証する。
などのように使います。
保証するものには、化粧品や時計のように形のあるものの他に、パソコンで使うソフトや誰かが言った言葉など、形のないものもあります。

提供とはいったい何かというと、お金や物を、相手に役立ててもらうために相手にあげることをいいます。
また、パソコンの技術のように、何か自分がもっている技術を使って相手を助けることも、提供に入ります。

サービスとはいったい何かというと、人が喜んだり助かったりするよいことをすることをいいます。
家族を連れてどこかへ出かけることもサービスです。
お店でお客様が気持ちよく過ごせるようにおもてなしをすることもサービスです。
また、お店で商品の値引きをすることもサービスになります。
情報処理の世界でもサービスはあります。
システムをつくった業者が、毎月機械の点検をすることもサービスになります。
どうしてかというと、システムを使うお客様が助かるからです。
自分でたくさんの機械をもれなく点検することは難しいからです。

水準とはいったい何かというと、仕事や勉強、体力や能力などが、どれくらいだったら普通なのかを知るために決めた基準のことをいいます。
もし、パソコンクラブでテストをしたとしましょう。
今回のテストは、喜多村さん、岡さん、小野田さん、竹内さんが受けることになりました。
このテストは100点満点の問題で、問題の内容は、特にキーボードの使い方です。
キーボードはいつもクラブのときに使っているし、問題の内容もいつもやっている作業のことを書いているからと思い、講師は決めました。
「よし、今回のテストは、あまり難しくないので、水準を70点にしよう!」
このときの70点が水準なのです。

明確とはいったい何かというと、誰が見ても、誰が聞いても、誰が触っても、わからないことが全然なく、とてもはっきりとしている状態のことをいいます。
「立場を明確にする」や、「明確な指示をしてください」などというように使います。

例えばパソコンが調子が悪いので見に来て下さいという連絡を受けたとしましょう。
でもどこに行って何をすれば良いのかわかりませんね。
小野田不動産の経理課においてあるパソコンの電源は入るのに全く動かないので見に来て下さいとはっきりとした指示を出すのが明確なのです。

定義とはいったい何かというと、その言葉の意味をわかりやすく明らかにすることをいいます。
例えば、「小学校の1年生から6年生までを小学生といいます」というのは、小学生という言葉の定義です。

合意書とはいったい何かというと、注文した人と注文を受けた業者の両方が、「わかりました」と言ったことについて、その内容をわかるようにした書類のことをいいます。
この説明だと、契約書とどう違うのかが少しわかりにくいですが、合意書は、契約書では決めていなかったことを確認したり、注文するときには予想できなかった問題を解決したりするためにつくられることがあります。



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